脈拍を測る女性とミカルディスの写真

脈拍数から見る降圧剤には「脈拍数を上げるもの」「脈拍数を下げるもの」「脈拍数が変わらないもの」と大きく3種類あります。脈拍数の高い高血圧の方は脈拍数を少なくする降圧剤が選ばれます。

降圧で動脈硬化や高血圧性心腎疾患を予防する

高血圧が原因で起こる病気に、血管が硬くなる動脈硬化などがありますが、循環器系の疾患として高血圧性心腎疾患についてはあまり知られていません。
心臓と腎臓は循環器を通して非常に密接な関係があり、血圧が高いことで心臓や腎臓に負担をかけると末腎不全、心筋梗塞、脳卒中、脳閉塞などの日本人の主な死因につながる心血管疾患を発症し、腎臓の病気が進行すると透析治療が必要になってしまいます。
男女ともに50歳前後から血圧が一気に高くなるので、降圧、動脈硬化、高血圧性心腎疾患について正しい知識を持ち予防することが大切です。
喫煙者は禁煙をし、コレステロールや中性脂肪の高い食事をひかえ、野菜やDHA、EPAを多く含む青魚を多く食べるようにします。
心臓に負担をかけるような激しい運動は避け30分程度のウォーキングなど、適度で軽い運動を継続的な習慣にすることで動脈硬化を防ぎます。
医師の指示に従い降圧の薬を服用したり、ポリフェノールなどの高血圧性心腎疾患を予防する抗酸化作用のある栄養素を摂取することを心がける必要があります。 
できる限り降圧剤に頼りたくないという高血圧患者は肥満や運動不足、寝不足などの生活習慣を見直さなければなりません。
定期的に健康診断を受け、他の疾患を早期発見することも大切です。
動脈硬化は30代から始まり40代ではすでに動脈が硬くなっているので、オレイン酸、ビタミンB群、ビタミンEなどを多く摂取できる献立を考え、動物性脂肪や飽和脂肪酸の多い献立は極力減らすことで食生活を改善しなければいけません。
また、体内の水分が不足すると、血液中の水分も減りので水分補給をこまめに行なうことを心がけ、血栓で動脈がつまることを防ぎます。